Jリーグ小話

2019J2リーグチーム別総括(その1:1位~4位)

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オフ期間に入ったJリーグ、J1の総括を終え、暇つぶし企画はJ2に入ります。

新シーズンに向けて、移籍・補強動向も一気に公式リリースが相次いでいますが、
まずは慌てず今季をチーム別に振り返って、toto目線の反省もしてみたいと思います。

J2第1弾の今日はJ2の昇格2チームを含めた1位から4位の4チームを簡単に振り返ります。

チーム別ではありますが、ほぼ管理人独自の所感で、各々のサポーターの皆さんから見れば、
全く無知な部分や事実誤認も多いと思いますが、管理人の備忘録的なものと思って、ご容赦
(もしくはスルー)いただけたら幸いです。


今日はJ2の1位から4位の4チームを振り返ってみます

1回目の今回はJ2の1位から4位の中位4チームを回顧してみます。

(1位 柏レイソル)
・シーズン前の編成では「これってJ2のチーム?」というほど、重厚な戦力を維持。
ネルシーニョ監督+井原HCという体制からも死角は見当たらず、唯一「時計の針が戻った」感じに
なることだけが微妙な感じでしたが、いずれにしても飛び抜けた存在であったことは間違いありません。

・シーズン開幕後も内容は今一つながら4連勝スタートで鉄板チームとして期待されましたが、
そこから18節の福岡戦までは何と3勝7分4敗と大ブレーキに。今振り返るとここだけが「低迷期」
だったのですが、ここでtotoもたくさん外してしまった気がします。

・実はその18節福岡戦のラストプレーで追いついてのドローがターニングポイントとなりますが、
そこから怒涛の11連勝で昇格を射程圏内に。その後も、潰し合う上位陣を尻目に着実にポイントを
重ねますが、ここでもなぜか「上位チームとの直接対決には負ける」という傾向が続いて、ここで
4敗を喫しています。

・toto的には序盤の躓いた時期、そして終盤の上位対決でかなり外してしまった管理人です。来季は
柏ほどのチーム力を有するチームは、J2にはいないと思われますが、これぐらい戦力差があるチーム
なら割り切って年間を通してシングル勝負するぐらいの視点が必要だったかもしれません。

・また、来季は昇格チームといえども普通のチームではないので、前回昇格時と同様いきなり上位に顔を
出す可能性もあり、J1の舞台でもじっくり見極める必要がありそうです。


(2位 横浜FC)
・2018シーズンは得失点差で自動昇格を逃し、プレーオフでも敗れ、捲土重来を期した
2019シーズンでしたが、シーズン前の補強も大きな目玉がなく、主軸の3外国人もパフォーマンスの
上積みを求めるのは難しいと考えていたことから、今季はかなり苦しくなるのではと想像していた
管理人です。

・序盤は今一つ波に乗れず、上位にも顔を出せなかったことから、今季はこんな感じかと思っていたの
ですが、思い切った監督交代で状況が一変します。シーズン途中の監督交代はなかなか難しいと思うの
ですが、こんな成功例もかなり珍しい気がします。

・下平監督になって、戦術理解が徐々に浸透すると、松尾、中山らイキのいい若手の台頭もあり、一気に
連勝街道へ。何せ19節以降は17勝6分1敗ですからねぇ・・・これは完全な想定外でした。前述の柏と
違い実力差・戦力差の僅かなJ2でこの戦績は驚愕です。「勝ち方を覚える」とはまさにこの状態を指す
のかもしれませんね。

・toto的にはさすがに終盤はやや信用した気もしますが、やはりいつかは息切れすると考えており、連勝が
止まった後などは、連敗も想定しましたが、それも不発に終わってしましました。ただ、J1ではそう簡単
にはいかないと思いますので、よく動向を見ておきたいと思います。

・それにしても2018シーズンに柏で解任され、柏のJ2降格のキッカケとなった時期に指揮を執っていた下平
監督が、横浜FCを劇的に立て直し、J1昇格に導いてしまうのですから、サッカーはわからないものですね。


(3位 大宮アルディージャ)
・監督として長崎から経験豊富な高木監督を招聘し、柏と並んで、戦力的にも昇格候補の双璧と思われた
大宮でしたが昨季に続き今季もプレーオフで敗れ、昇格なりませんでした。

・シーズン僅か7敗で連敗は一度のみと安定感は抜群でしたが、その反面、5月に入っての4試合連続
ドロー、ラスト3試合連続のドローと引き分けが多く、その中でも下位チームに取りこぼし的なドローも
あり、その点が自動昇格チームとの差になってしまいました。

・どうして昇格できなかったのか明確な原因がわかり難いチームですが、新ジーズンは前線を担った
ファンマ、シモビッチ、大前がチームを去り、やや東欧路線に回帰するような動きも見えますが、toto的には
来季こそJ2での鉄板チームとして君臨してほしいところです。


(4位 徳島ヴォルティス)
・昨季の低迷を経て、リカルド・ロドリゲス監督続投で臨んだ今季も内容は悪くないものの序盤の成績は
低迷。五分の成績を行ったり来たりで、昇格争いには絡めないかと思われましたが、お盆過ぎあたりから
急回復。28節以降は4連勝2回を含む、11勝3分1敗という超ハイペースで一気に4位まで駆け上がりま
した。

・プレーオフも参入決定戦まで進出し、J1寄りのレギュレーションに泣く形で昇格を逃しましたが、
素晴らしい戦いぶりだったと言えます。他チームからオファーがあってもおかしくないロドリゲス監督
ですが、続投は決定しています。パスを繋ぎ、主導権を握って戦うスタイルは確率していますが、やはり
選手の流出は避けられないようで、どれだけ戦力を確保できるかが新シーズンの重たい課題となりそうです。

・toto的には、序盤が悪かったこともあって、終盤の好調ぶりを早期に拾いきれず。来季も選手編成が
大きく変わることが想定され、しばらくは様子見になるのではないかと思っています。


J2の1回目は、1位から4位の4チームの2019シーズンを振り返ってみました。

個人的には大宮が昇格できなかったのが、やや想定外という感じでした。

さて、簡単なシーズン総括を行っていますが、かなり乱暴な総括かつ無知な記載が多いと
思いますので、広い心でご容赦いただき、引き続き他のチームも見ていきたいと思います。

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