Jリーグ小話

2019J2リーグチーム別総括(その3:9位~12位)

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オフ期間に入ったJリーグ、暇つぶし企画J2編です。

新シーズンに向けて、移籍・補強動向も一気に公式リリースが相次いでいますが、
まずは慌てず今季をチーム別に振り返って、toto目線の反省もしてみたいと思います。

これまでの
「2019J2リーグチーム別総括(その1:1位~4位)」
「2019J2リーグチーム別総括(その2:5位~8位)」
に続いて、J2第3弾の今日は9位から12位の中位4チームを簡単に振り返ります。

チーム別ではありますが、ほぼ管理人独自の所感で、各々のサポーターの皆さんから見れば、
全く無知な部分や事実誤認も多いと思いますが、管理人の備忘録的なものと思って、ご容赦
(もしくはスルー)いただけたら幸いです。


今日はJ2の9位から12位の4チームを振り返ってみます

3回目の今回はJ2の9位から12位の4チームを回顧してみます。

(9位 ファジアーノ岡山)
・2018シーズンは後半戦なかなか勝てず、結果的に15位でフィニッシュ。その後、長澤監督の退任を
経て、有馬新監督で臨んだ2019シーズンでしたが、徐々に新監督が標榜するハードワークが浸透し、
シーズンを通して、プレーオフ圏進出争いを演じました。

・しかし、終始故障者の多さに悩まされたシーズンでもありました。特に攻撃陣はイ・ヨンジェと
仲間に頼る状況で、J1昇格を目指すにはややコマ不足だった印象は否めません。特に勝負所だった
ラスト4試合ではわずか1得点しか挙げられず2分2敗。最後に息切れしてしまいました。

・toto的にも悩むことが多かったチームですが、ホームのシティライトでは戦績が安定しており、
その点は重要な判断要素になったチームでした。来季は早くも仲間が柏に移籍することが発表され
ましたが、監督の続投でよりチームの進化を図りたい中で、まずは戦力の確保が課題になりそうです。


(10位 アルビレックス新潟)
・J1から降格初年度となった20184シーズンはホームで勝てない日々が続くなど、全く昇格争いに
絡めず、今季は外国人を大量に保有したのをはじめ、J1昇格を目指してのシーズンインでした。

・しかし、序盤五分の成績で推移し、4月には4試合連続ドローもあり、その途中で片渕監督を解任。
吉永新監督に再建を託しますが、5月には4連敗となって、早々に昇格争いから脱落。その後は8月に
3連敗があった以外は、レオナルドがゴールを量産、舞行龍ジェームスの加入で守備も向上しるなどの
要因があり、安定した戦績から上位からも嫌がられる存在になりましたが、時すでに遅しといった感じ
でした。

・得失点差は+19点とプレーオフに進出したチームと遜色なく、もっと力はあった印象ですが、結局は
今季も終始上位に絡めないまま、10位となりました。toto的にはシーズン前もう少し期待が大きかった
だけに、やはり読みにくいチームの一つになってしまった印象です。

・新シーズンはアルベルト・プッチ・オルトネダ氏に舵取りを任せますが、得点王のレオナルドは浦和に
移籍、矢野、田中ら長年チームを支えた選手もチームを去るため、一からチームを作り直すことになる模様。
しばらくは新監督の手腕がどのようなものか注視していくシーズンになりそうです。


(11位 ツエーゲン金沢)
・昨季は13位まで躍進した金沢でしたが、今季はさらに「負けにくいチーム」にステップアップ。
開幕3試合こそ躓いたものの、そこからは少しづつ順位を挽回。途中、15節から22節までの8試合で
1勝7分という記録的「ドロー症候群」に陥り、なかなか昇格争いには絡めなかったものの、シーズンを
通して「上位チームには厄介なチーム」になったことは間違いありません。

・その後、シーズン後半に3連敗はあったものの、白星も積み重ね過去最高順位となりました。
やはり、勝ち切れず引き分けとなる試合が多かったことは課題ですが、勝ち点60越え、得失点差+12点は
大きな自信になると思われます。

・toto的にはドローが多かったため、予想は難解なものになっていしまい、対象試合になるとダブル以上で
対応せざるを得ないチームの一つになってしまいました。新シーズンは柳下体制の継続でより大きな飛躍が
期待されますが、既に垣田、山本といった攻守の中心選手がチームを去っており、まずは戦力確保が課題と
言えそうです。


(12位 Ⅴ・ファーレン長崎)
・J1降格となった1年目、長期政権だった高木監督に代わり、手倉森監督を招聘して臨み、シーズン前の
補強もまずますといった印象で、昇格争いに絡むと思われましたが、終始中位に位置する結果に。やはり
ブレイクした呉屋以外にこれといった得点源がなく、特に外国籍選手が期待通りの活躍が出来ず、
ファンマやヨルディ・バイスといった攻守の中心だった選手の穴が埋まらなかった印象も残りました。

・戦い方もややカウンター中心で結果を残していたシーズン前半から、夏移籍で秋野、カイオ・セザールの
両ボランチを獲得し、ポゼッション型への移行を試みますが、なかなか結果に繋がらず。切り札として
獲得したイバルボも不発で、夏場の4連敗はともかく、ラスト7試合で1勝6敗とやや糸が切れてしまった
状態になったのは残念な結果と言えます。

・引き分けが少なったものの、シーズン20敗はやはりいただけません。toto的には掴みどころのないチーム
でしたが、手倉森体制2年目の来季は確固としたチーム戦術の熟成とともに、既にエースの呉屋が柏移籍と
なっており、昇格を狙えるだけの戦力を維持できるかがポイントになりそうです。


J2の3回目は、9位から12位の中位4チームの2019シーズンを振り返ってみました。

金沢、岡山が健闘を見せた一方で、新潟や長崎はやや期待外れのシーズンだった印象です。

さて、簡単なシーズン総括を行っていますが、かなり乱暴な総括かつ無知な記載が多いと
思いますので、広い心でご容赦いただき、引き続き他のチームも見ていきたいと思います。

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