Jリーグ小話

2019J2リーグチーム別総括(その2:5位~8位)

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オフ期間に入ったJリーグ、暇つぶし企画J2編です。

新シーズンに向けて、移籍・補強動向も一気に公式リリースが相次いでいますが、
まずは慌てず今季をチーム別に振り返って、toto目線の反省もしてみたいと思います。

「2019J2リーグチーム別総括(その1:1位~4位)」に続いて、
J2第2弾の今日は5位から8位の4チームを簡単に振り返ります。

チーム別ではありますが、ほぼ管理人独自の所感で、各々のサポーターの皆さんから見れば、
全く無知な部分や事実誤認も多いと思いますが、管理人の備忘録的なものと思って、ご容赦
(もしくはスルー)いただけたら幸いです。


今日はJ2の5位から8位の4チームを振り返ってみます

2回目の今回はJ2の5位から8位の4チームを回顧してみます。

(5位 ヴァンフォーレ甲府)
・昨季昇格に絡めなかった反省から、今季は前線を中心に補強を敢行し、昇格候補の一角として
迎えたシーズンでした。スタートも開幕から8戦無敗と順調でしたが、その後はチームのバランスが
崩れることもあり、やや安定感に欠けた印象です。

・夏場はかなり戦績がダウンしましたが、終盤尻上がりの試合内容を見せ、ラスト4試合は4連勝で
フィニッシュ。昇格プレーオフでも期待されましたが、退場などもあってあと一歩及ばないシーズンと
なってしまいました。

・目標の昇格は達成できず、安定していたとも言えませんでしたが、十分に存在感を示したシーズン
とも言えます。ただ、toto的には安定感がなかった分、やや扱いが難しい感じだったでしょうか。
現在多くの選手の流出が見られるようですが、かなりの路線変更があるのか、まずは編成を注目
しなければならない状況のようです。


(6位 モンテディオ山形)
・2018シーズンまで3シーズン続けて、10位以下となり、すっかり「中位チーム」とのイメージが
浸透していたため、シーズン前「昇格候補」というイメージはありませんでした。

・しかし、開幕戦で岐阜に敗れた後は、試合内容も含め、安定感抜群。常に上位に位置して、前半戦を
首位で折り返し。京都・水戸とともに前半戦のJ2のサプライズとなりました。さすがに夏場と終盤戦
で負けが込み、最終的には6位でしたが、プレーオフでは大宮を破る波乱を演じるなど、十分に昇格の
可能性を感じさせるシーズンとなりました。

・toto的には序盤は勝ちとドローのダブルで対応しやすかった印象ですが、夏場以降はやや悩まされる
存在になってしまった感じでしょうか。新シーズンは石丸新監督で臨みますが、何とか今季の健闘ぶりを
新シーズンに繋げたいところです。


(7位 水戸ホーリーホック)
・1年目チームを10位に押し上げた長谷部監督2年目ですが、目立った補強がない中でも、開幕から
いきなり12節まで負けなしの7勝5分と、J2のサプライズの一つとなりました。

・しかも、引いて守るといったスタイルではなく、上位相手にもアグレッシブに仕掛ける戦いぶりは、
非常に魅力的なものでした。さすがにその後は勝ち・負け・引き分けを繰り返し、結果的にはドローの
多さが響き、6位山形にわずかに総得点で劣り、プレーオフ進出を逃しましたが、間違いなくクラブ史
に残るシーズンとなりました。

・toto的にも序盤は外してしまうことが多く、その実力の見極めに時間を要してしまいました。終盤も
柏に撃ち合いの末勝ち切る試合があるかと思えば、鹿児島に敗れるなど、なかなか当てにくいチームの
一つだった印象です。

・快進撃の功労者である長谷部監督は福岡の監督に就任し、例年のこととはいえ、移籍マーケットでは
躍進のシーズンだったこともあり、多くの選手が流出する模様です。秋葉新監督のもと、チームの再構築
が求められる状況ですが、クラブとしては今季の成果を一過性のものとしないようにしたいところです。


(8位 京都サンガF.C.)
・昨季のJ3残留争いを経て、中田新監督で臨んだシーズンは目立った補強がない中、予想を覆す快進撃を
展開し前半戦は2位で折り返す大健闘。後半戦スタートも大宮、山形を破り、3連勝でスタートするなど
一時首位に立ちますが、その後は失速。連勝してプレーオフへの望みを繋いだ中で行われた最終戦の柏戦で
まさかの13失点を喫してプレーオフの逃すという悔しい結果となりました。

・シーズン前は、中田監督の手腕が未知数なこともあり、正直「また残留争いをするのではないか」と危惧
していましたが、全く逆の結果でした。その分toto的にも「そろそろ負けだすのでは」という思いがあり
見極めは後手後手を踏んでしましました。

・色んな事情はあったのでしょうが、躍進の功労者であった中田監督は退任。実好新監督と新スタジアムで
迎える2020シーズンは、若手主力がチームを去り、ピーター・ウタカ、森脇、ヨルディ・バイスらが軸と
なる「重量級」な編成となりそうですが、チームが本気度を見せていることは間違いないようですので、
どのようなチームになるのか楽しみにしたいと思います。


J2の2回目は、5位から8位の4チームの2019シーズンを振り返ってみました。

個人的には相応の戦績だった甲府以外は、いずれも大健闘の3チームだったという印象です。

さて、簡単なシーズン総括を行っていますが、かなり乱暴な総括かつ無知な記載が多いと
思いますので、広い心でご容赦いただき、引き続き他のチームも見ていきたいと思います。

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