Jリーグ小話

好みのJ1参入プレーオフのシステムを考えてみた。

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新シーズン始動やtoto再開が待ち遠しい今日この頃、特に新シーズンの編成リリースラッシュで、気も
そぞろな今週ですが、海外totoまで再開までまだ時間がありますので暇つぶし企画の続きで、昨年末も
物議をかもしたJ1参入プレーオフについて、図々しくもここに投稿して見たいと思います。

2019シーズンは、たまたま決定戦の湘南vs徳島がドローだったことと、徳島のロドリゲス監督の発言が
あって、再びクローズアップされた格好となりました。

ただ、元々J2肩入れ気味の管理人は、当初から現行のシステムには疑問(というか不満)を抱いていた
ので、ちょっとだけ私案を述べたいと思います。


あまりにもJ2には厳しい現行システム

皆さん、現行システムには精通されていると思うので詳細は割愛しますが、Jリーグオフィシャルサイトの
ここ(J1参入プレーオフ―大会概要)に内容が記されています。

また、これまでの経緯、現行システムとなった理由、問題点等こちらに詳しい記事が出ています。
「異論噴出のJ1参入プレーオフ方式はどう変更すべきか?」

上記記事はとてもニュートラルに問題を俯瞰してある印象です。それに比べ、私が今から述べる案は
薄っぺらく、あくまで「ややJ2寄り」の考えかと思いますので、完全な一つの私案として、お楽しみ
下さい。

最初にJ1・J2の入れ替えに関する私の基本的な考えを記載しておきます。

・本来は参入プレーオフでの入れ替えではなく、自動昇格・自動降格とするのが公平。ただ、営業的にも
成功しており、1サッカーファンとしても素晴らしいエンターテイメントであり、全体としては、この
システムは温存。
・公平性だけで言えば、J1J2各20チームづづに編成し、自動昇格・降格は3チームとするのは理想。
・カテゴリーの違いから、クラブ規模・運営、リーグからの分配金にも差があるJ1とJ2を直接対戦
させ、来シーズンの処遇を決めてしまうのはいかがなものか。
・現行22チームのJ2で各クラブから見れば実質2.2枠(プレーオフ参加は5チームなので、0.2換算)
はJ2クラブにはあまりに狭き門。その上、決定戦でホームアドバンテージ&ドローでもOKというJ1
クラブとのリスク差はあまりに不公平。

といった感じですが、2020シーズンは全体のやり方に変更はなく、あくまで決定戦の開催地や延長・
PKの有無などが議論の対象となっているようです。

管理人希望案はもう少し変更を加えて以下の2つの希望案を考えてみました。


具体的なトーナメント方式

まず、一つ目の案です。

管理人の案はいずれも、J1の16位チームを「決定戦」からではなく、「トーナメント方式」に参加
させるものになっています。

あとは、現行のシステムではJ2の3位から6位に関して、やや上位チームのアドバンテージが少ないと
感じているため、この案1ではJ2の5位と6位はミッドウィークに1試合先にやらなければならない形に
なっており、他のチームに比べると相当不利になる形を考えてみました。シーズンを通しての順位なので、
J2の3位或いは4位はもっと有利に戦えるべきとの考え方が基本になります。

一方で、決定戦がJ1vsJ2になった場合、中立地、延長・PKとなっていて、J1とJ2のチームは
「対等」いうことになります。

ただ、この案の問題はJ2の5位vs6位の試合がミッドウィーク開催で、折角のプレーオフの試合が
平日になり、営業的には大きな打撃ですし、サポーターにも優しくありません。また、シーズン終了後の
肉体的・精神的にも厳しい状況下で過密日程にするのは選手の怪我・コンディション面でも問題があると
思われます。


さきほどの案1は問題点もあったので、管理人が現時点で「これでやって欲しい」と思っているのは
下記案2となります。

基本的な考えは案1と同じですが、J2の5位vs6位ミッドウィーク開催が流石に厳しいと考えれば
J2はプレーオフ参入チームを1つ削って、4チームでのトーナメントにしてしまうものです。

J2チーム同士はシーズン上位チーム有利、J1vsJ2の対戦は初戦のJ1の16位vsJ2の5位を
除いて対等な扱いとなります。

現行システムはJ2で参入プレーオフを2週やって、その次の週に決定戦となり、3週間もかかってし
まうのは(いくらJ1とJ2にスケジュールのズレを設けているとはいえ)ちょっとどうかと思いますし、
これぐらいが「丁度いい」のではないかと思います。


以上、偉そうに私案を記載させていただきました。
実際には会場の確保も含め、どの案も問題は沢山あるとは思いますが、まあ、正月明けの暇つぶし企画と
してご容赦ください・・・・・・。(-_-;)

本当は、将来Jリーグがさらに安定して興隆し、選手に過度な負担を強いる「入れ替え戦」的な
コンテンツに頼らず、「J1とJ2いずれも20チームで自動降格・昇格3チーム」となるのが理想の
ように思えます。

さきほどの「異論噴出のJ1参入プレーオフ方式はどう変更すべきか?」によれば、
2020シーズンの検討は、トーナメント、決定戦の形はそのままで、中立地開催や延長・PKをどうする
かと言った点が議論されるようですので、私の案のような形にはならないのでしょうが、ニュートラルに
見ていただき、議論を継続していただきたいものです。

まあ、少なくとも上記記事中にある「ACLとの両立で疲弊すれば降格のリスクと背中合わせになる」とか
「プレーオフになれば、もっと思い切ってACLにも勝負をかけられる」といった、J1クラブ側のACL
に起因した(正直理解に苦しむ・・・)理由で、このプレーオフのカスタマイズが妨げられないことを
望みたいと思います。

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