オフ期間に入ったJリーグ、暇つぶし企画J2編です。
新シーズンに向けて、移籍・補強動向も一気に公式リリースが相次いでいますが、
まずは慌てず今季をチーム別に振り返って、toto目線の反省もしてみたいと思います。
これまでの
「2019J2リーグチーム別総括(その1:1位~4位)」
「2019J2リーグチーム別総括(その2:5位~8位)」
「2019J2リーグチーム別総括(その3:9位~12位)」
「2019J2リーグチーム別総括(その4:13位~16位)」
に続いて、J2第5弾の今日は17位から20位の残留争いを演じてしまった4チームを簡単に
振り返ります。
チーム別ではありますが、ほぼ管理人独自の所感で、各々のサポーターの皆さんから見れば、
全く無知な部分や事実誤認も多いと思いますが、管理人の備忘録的なものと思って、ご容赦
(もしくはスルー)いただけたら幸いです。
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今日はJ2の17位から20位の4チームを振り返ってみます
5回目の今回はJ2の17位から20位の4チームを回顧してみます。
(17位 ジェフユナイテッド千葉)
・昨季も14位と低迷し、賛否がある中でクラブはエスナイデル監督の続投を選択して臨んだ今シーズン
でしたが、心配された通り開幕から4戦勝てず。結局は開幕1ヵ月経たない中での監督交代となりました。
・後を受けた江尻監督はクラブの状況を熟知しており、短期間での改善も期待されましたが、守備が
改善すれば攻撃がうまく行かず、逆に攻撃的に行けば失点が増えるといった状況が続き、J2の中では
恵まれた戦力を全く生かせず。
・その後も低空飛行が続き、8月には全敗となって降格の危機も迫りましたが、何とか最悪の事態
だけは避けた今シーズンでした。
・toto的にも信頼度がなく、その反面、突如いいパフォーマンスを見せるなど掴みどころがありません
でした。来季は尹晶煥監督を早々に招聘した他、例年の如く、積極的な補強を行っています。実績のある
監督と豊富な選手層で、状況が一気に改善する可能性があるチームの一つですので、新シーズンはその
動向が注目です。
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(18位 FC町田ゼルビア)
・昨季は優勝争いに絡み、最終的に4位でフィニッシュし、さらに躍進が期待されたシーズンでしたが
開幕から昨季ほどの勢いはなく、特にホームでドローが頻発し勝ち切れない傾向に。それでも前半戦は
大崩れした印象はありませんでした。
・ただ、後半戦は一層ドロー症候群が深刻化した上、結局わずか3勝しか挙げられず。残留争いの渦中に
巻き込まれ、最終節アウェイ山形戦の勝利で何とか残留を決めるという不甲斐ないシーズンとなりました。
前半戦は得点力が課題に思われましたが、後半戦は守備も崩壊し、得意のワンサイドアタックにも迷いが
見られ、終盤はより現実的な戦い方にシフトしたような印象も受けました。
・toto的にはホームでのドローが多く、どうしてもダブルでリスク回避をせざるをえないチームでした。
来季は長年指揮をとった相馬監督が退任し、ランコ・ポポヴィッチ氏が復帰。やり方が独特のチームだった
だけに、チームの土台からやり直さなければならない状況で、新シーズンはやや難しい舵取りになることが
想定される状況です。
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(19位 愛媛FC)
・昨季シーズン途中に就任し、見事にチームを立て直した川井監督が続投し、さらに飛躍が期待された
今シーズンでしたが、連敗が多く苦しいシーズンとなりました。夏場の25節からの5試合は4勝1敗で
特にその間16得点で、大宮に5-1で勝利するなど、見事なサッカーを見せつける時期もありましたが、
長くは継続できず。
・特にその後は、4連敗に加え、3連敗を2回と大崩れ。結果的には降格圏と僅か勝ち点2差という、
前年を下回る厳しい結果となりました。
・toto的にはドローが少なく、ホームに比べアウェイ戦績が悪いという、読みやすいチームの一つでは
ありましたが、管理人はもう少しいい成績を予想していたため、無駄にダブルを消費するケースが
多かった印象です。
・新シーズンも川井監督が続投し、サッカーのスタイルも大きく変わらないとは思われますが、まずは
必要な戦力の確保が課題とはおもわれますが、若い川井監督には是非新シーズンも健闘を期待したい
ところです。
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(20位 栃木SC)
・田坂新監督を迎え、ハードワークに加え、しっかり繋いで攻める部分の精度向上も狙っての
シーズンインでしたがなかなか思うようなサッカーは出来ず、得点力不足に複数失点が重なり、
前半戦はわずか3勝。その後も浮上できず降格は避けられないと思われる時期も多々ありました。
・それでも終盤戦、ハードワークとフィジカルに特化した戦術に活路を見出し、ラスト4試合で
3勝1分という成績で鹿児島を鼻差でかわして20位でフィニッシュ。もはや奇跡的ともいえる
残留を果たしました。
・toto的にはやや「逆鉄板的な存在」ではありましたが、ホームスタジアムのピッチ状態が
気になり、ホーム時はロースコアの展開を警戒して、ドローを採用することも多かった気が
します。
・最後に捨て身の戦術を採用し、チームの一体感が出たことでの残留でしたが、シーズンを
通してみれば、狙いのサッカーはほぼ諦めた状態での残留とも言えます。田坂監督の続投は
当然としても、新シーズンはどういった戦い方を狙うのか、やや難しいシーズンとなりそうな
気配もします。
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J2の5回目は、17位から20位の下位4チームの2019シーズンを振り返ってみました。
栃木が劇的な残留を決めた一方で、他のチームは期待外れのシーズンだった印象ですが、特に
千葉がここに入っているのが、J2の難しさとも言えます。
さて、簡単なシーズン総括を行っていますが、かなり乱暴な総括かつ無知な記載が多いと
思いますので、広い心でご容赦いただき、引き続き他のチームも見ていきたいと思います。
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