やることがなくなり、サッカーネタも枯渇している今日この頃ですが、再開時期が不透明な一方で
ややネガティブな話題や、「来季は降格なし」というクラブの戦い方にも大きく影響を与える
レギュレーションの変更が明らかになりました。
「普通ではない」ことを改めて認識せざるを得ない状況ですが、今日も2020Jリーグ開幕節の
J1、J2併せて全20試合をフルタイム視聴してみて印象に残ったことを呟いてみたいと思います。
前回の「2020Jリーグ開幕節を見て(J1編)」に続いて、今日はJ2に行ってみます。
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ちなみに管理人のJ2展望のまとめ的なものはこんな感じでした。
僅差ながら本命 大宮、磐田、
追うのが 京都、福岡、徳島、千葉、長崎、山形、松本
振れ幅は激しいが潜在能力は高い 新潟、東京Ⅴ、町田
中位以上は可能も昇格はどうか 岡山
編成からは中位が妥当か 甲府、金沢
残留争いは避けたい 水戸、山口、群馬、琉球、愛媛
やや状況は困難か 栃木、北九州
さすがにたった1試合で「前言」を翻す訳にもいきませんし、勝ったチームや開幕節内容の
良かったチームの印象が良くなるのは当然です。
また、直後に1ヵ月以上の中断期間が入るのですから、今後は全く不透明ですが、それはそれとして、
たった1試合でも実際に「見ると見ないでは大違い」の精神で感想を述べたいと思います。
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際立っていた磐田の強さ
僅差ながら「本命」としていた大宮、磐田のうち、まずは安定した力を見せつけたのはジュビロ磐田と
いうことになります。
相手は過去に因縁ありで昨年シーズンを通して上位争いをした山形とあって、開幕節唯一の「上位対決」
とも言えましたし、磐田の「J2での位置」を定点観測するには持ってこいのカードと言えました。
しかし、結果は磐田の快勝。
後半は山形が押し込んだ場面もありましたが、磐田2点リードの戦局を考えれば、まあ、想定内とも
言え、総じて言えば90分間磐田がゲームをコントロールしていた印象です。
もちろん、前半セットプレーの流れから、うまい具合に2点取れた展開だったので、いつもこんな感じ
にはいかないかもしれませんが、「J2の有力チーム」である山形に勝機を与えなかったのも事実です。
やっぱり「普通にやれれば強い」と言う印象は強まった管理人です。
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概ね好スタートの「候補」たち
その他「本命」「有力」と思われたチームの中では、その磐田に敗れた山形と京都が黒星スタートでした
が、その他の大宮、徳島、福岡、千葉、長崎、松本らは、内容はそれぞれでしたが白星発進となりました。
この中では、選手が大きく入れ替わったにも関わらず、東京Ⅴに圧勝した徳島ヴォルティスの仕上がりの
早さが目についた他、愛媛に先制されながらキッチリ逆転した松本山雅FC、九州ダービーを制した
アビスパ福岡などは結果に内容も伴っていた印象です。
個人的に衝撃だったのは、早い時間に先制していたとはいえ、数年前のJ2を思い出す「ドン引き」で
イメージ真逆の完封勝利を飾ったジェフユナイテッド千葉でしょうか。
まあ、どうしても結果が欲しい開幕戦ということもあったでしょうが、それにしても最終ラインの
「低さ」は強烈でした。
広大すぎる前線のスペースを、それほどのスピードも持ち合わせていないクレーベが一人でボールを
追いかけ、クタクタになっている姿は何とも・・・(-_-;
ただ、しっかり勝ち点3を挙げている訳で、今後シーズンが深まるにつれて「走れるチーム」になって
いけば、やはり侮れないチームになりそうです。
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好対照だった「振れ幅」のある2チーム
シーズン前、予想の「振れ幅が大きい」としていたチームのうち、新潟と東京Ⅴは完全に好対照な
スタートとなりました。
アルビレックス新潟は強風下の群馬相手との試合、終盤の連続得点で快勝。
アウェイながら、多くのサポーターが駆け付け、半分ぐらいはオレンジに染まっていた印象でしたが
スコアとともに内容もポジティブだったようです。
スタイルを変えている中では、結果が伴うことが自信に繋がりますが、評価が一気に高まった前線の
外国籍選手をはじめ、期待値は大きくなりましたね。
この中断期間もチーム戦術の練度を上げる上で、他チームとの比較においては、J1の鹿島同様
有効活用ができるチームと言えます。
一方、非常に苦しいスタートになったのが東京ヴェルディです。
キャンプ当初から練習試合での大敗が報じられ、心配する声は多かったようですが、強敵徳島相手で
あったとはいえ、あそこまで圧倒される試合は、J2ではちょっと珍しい風景だった気がします。
正直、あの内容の試合が2,3試合続くようであれば・・・というぐらいの感じでしたが、そこで
この中断という状況です。
必死に立て直しを図るものと思われますが、中断明け直後も予断を許さない状況下と思われます。
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その他、イメージが異なったチーム
その他、シーズン前の予想とイメージが異なっていたのがレノファ山口になります。
チームの中心だった三幸が抜け、メンバーを見る限り、その穴を埋める選手がいない点が大いなる懸念
材料でしたが、そのポジションはヘニキという正反対のタイプの選手が務めていました。
そのヘニキもですが、トップのイウリも「頑張れる」選手でしたし、CBに入っていたサンドロも
まずますのパフォーマンスを見せました。
開幕戦でしかも強敵京都相手に序盤から1点リードという展開が続いたせいだったのかもしれませんが、
昨年にない泥臭さを見せ、1-0の勝利。
昨年の山口と言えば、良い時と悪い時の差が激しく、崩れだすと止まらない印象もありましたが、今年は
華麗に崩す場面こそ少なくなるとは思われますが、反面、前述の3人の外国籍選手の様子からも、頑張り
の効くチームに変貌して、成績がアップするような予感もしました。
もちろん、ああいう展開で1試合のみですから、全くわかりませんが、次、リードされたり、同点の時間が
長い試合でどのような内容になるのか注目したいと思っています。
あとは「候補」の大宮に健闘した水戸ホーリーホックです。
監督に加え、例年の如く選手は大きく入れ替わりましたが、90分眺めていても「選手の並び」が時間帯で
次々に変わって、最後までシステムがはっきりわかりませんでした。
本来SBと思われる岸田選手がCBに入っていたように見えましたが、そもそもそんなSB、CBみたいな
概念自体が固定されていないのでしょうね。
ただ、大宮相手に多くのチャンスを作り、十分に勝機があった試合だっただけに、今後もとても楽しみな
チームが出てきた印象です。
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取り急ぎ、開幕節全試合視聴した段階で、J2の印象を呟いてみました。
「尋常ではないシーズン」を実感として感じていますが、一刻も早くピッチの匂いを感じたいと思う今日
この頃です。
ネタがない状態ですが、次は今回の新型コロナウィルスの問題と、今後のJリーグを少しポジティブな
視点から「妄想」してみたいと思っています。
いずれにせよ、Jリーグとtoto妄想のある週末を迎えるため、一日も早い事態の収束を祈りたいと
思います。
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